床ワックス清掃後のお客様に行って頂きたい管理方法
床ワックス清掃後のお客様に行って頂きたい管理方法のご紹介
清掃業者に依頼して、床面のワックスを塗布してもらったら、なるべくそのきれいな状態を持続させたいと思うのは、当然のことです。その光沢を持続させ、清潔な床面を保つため、次の床ワックス清掃が入るまでの間お客様ご自身で行っていただきたい管理方法をご紹介します。どうぞご参考ください。
目次
- こぼしたら、素早く対応しましょう
- 玄関マットを敷きましょう
- 出来ることなら土足厳禁に
- 土砂、ほこり、ごみなどを溜めない
- 定期的に床ワックス清掃を入れましょう
- まとめ
1、こぼしたら、素早く対応しましょう
ワックスは界面活性剤で溶けてしまいます。一番身近な界面活性剤は水です。水分はワックスを剥離させてしまうのです。つまり、ジュースの飲みこぼしや、洗面、キッチンなどの床に飛散した水などは、そのままにしておくとワックスを駄目にしてしまいます。食べこぼし、飲みこぼしなどは、できるだけ素早く雑巾で拭くなどして対処しましょう。
2、玄関マットを敷きましょう
玄関マットは、靴に付いた土砂を大幅に削減してくれます。玄関マットがあるとないとでは、ワックスの耐久性が大幅に変わってきます。細かい土砂がワックスの皮膜を傷つけて、光沢をなくしてしまうからです。そのため、玄関マットは、非常に重要なアイテムです。ただし、2~4週間で定期的に交換をしてください。
3、出来ることなら土足厳禁に
玄関マットより、さらに確実に室内へ土砂を持ち込ませない方法です。靴からスリッパへ履き替えることによって、ハイヒールなどで床材自体を痛めてしまうというリスクも軽減できます。
4、土砂、ほこり、ごみなどを溜めない
掃除機掛けや掃き掃除を習慣づけて、土砂、ほこり、ごみなどを床面になるべく溜めないようにしましょう。事務所やオフィスなど会社や、店舗などのお店では、「今日のお掃除当番」というように、持ち回りで担当を決めるというのも良い方法の1つです。
5、定期的に床ワックス清掃を入れましょう
ワックスも数週間~数か月で、古くなって傷が多くなってきます。その傷から汚れが入り込んで、変色や腐食をもたらします。ワックス自体も時間が経つと黄変(ワックス自体が黄色く変色すること)をしてきますので、古くなったワックスを除去して、新しいワックスを塗布することにより、長期間ワックスの性能を持続することができます。1~3か月に1度は床ワックス清掃を入れましょう。
まとめ
- ワックスは水分によって溶けてしまうので、食べこぼし、飲みこぼし、使用した水の飛散などは、出来るだけ素早く拭く。
- ワックスは土砂などで皮膜を傷つけられ光沢をなくしてしまうので、土砂、ほこり、ごみなどを溜めないように掃除機掛けや掃き掃除を習慣づける。会社やお店などでは、持ち回りで担当を決めるというのも良い方法の1つ。
- 土砂、ほこり、ごみなどを外から持ち込ませないために玄関マットは良いアイテムである。靴についた土砂を大幅に削減できる。さらに確実に室内へ土砂を持ち込ませない方法は土足厳禁にすること。
- 床ワックス清掃を1~3か月に1度程度入れて、上記管理を継続して行う。