剥離清掃後のお客様に行って頂きたい管理方法
剥離清掃後のお客様に行って頂きたい管理方法のご紹介
床の剥離清掃をして、新しくワックスを入れた場合は、完全に硬化するのに24時間以上かかります。その間に、飲み物をこぼしたり、イスを引きずったりすると、ワックスばかりではなく、床材自体まで痛めてしまう可能性があります。そうならないため、剥離清掃後のお客様に行って頂きたい管理方法をご紹介いたします。どうぞご参考ください。
目次
- しばらくは乾燥させましょう
- イスなどのキャスター移動に注意しましょう
- どうしても落としたい汚れが着いてしまった場合
- まとめ
1、しばらくは乾燥させましょう
床の剥離清掃をして、ワックスを塗布してから、できれば、3日間程度は、水拭きをせずに、ダスターモップでほこりを除去する程度にしましょう。ワックスが完全に硬化する前に水拭きをしてしまうとワックスが傷つく恐れがあります。しっかりと乾燥の時間を設けましょう。
2、イスなどのキャスター移動に注意しましょう
床の剥離清掃をして、ワックスを塗布してから、3日間程度は、イスや重機などのキャスター移動はなるべく控えましょう。水拭き同様ワックスが完全に硬化する前に頻繁にキャスター移動などすると、ワックスを傷つけてしまう恐れがあります。また、床材自体も痛めかねません。
3、どうしても落としたい汚れが着いてしまった場合
床の剥離清掃後、ワックスが完全に硬化するまでは水拭きをしない方が良い。ここまで記事を読んでいただいた方は、ご理解いただけたかと思います。しかし、「うっかり飲み物をこぼしてしまった」「靴でヒールマークを付けてしまった」など起こらないとも限りません。そのようなどうしても水拭きをして落としたい汚れがある場合は、固く絞った雑巾で力を入れず、様子を見ながら拭いてください。また、拭いたその場所は、しっかりと乾燥させ、乾燥が終わるまで歩かないようにしてください。
まとめ
- 剥離清掃後のワックス塗布は、完全に硬化するまでに24時間以上かかる。
- 剥離清掃後の掃除は、3日間程度は、水拭きをせず、ダスターモップなどでほこりを取る程度にする。
- 剥離清掃後、3日間程度は、イスや重機などのキャスター移動はなるべく控える。完全に硬化する前に頻繁にキャスター移動などをするとワックスばかりか、床材自体を痛める恐れもある。
- どうしても落としたい汚れが着いてしまった場合は、固く絞った雑巾で力を入れずに様子を見ながら拭く。また、拭いた場所はしっかり乾燥させて、乾燥が終わるまでは歩かない。